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胃炎、胃潰瘍とは
胃炎は主にストレス、アルコール、薬による刺激などが原因となって、胃の粘膜に炎症が起こる病気です。一方、胃潰瘍は胃の粘膜がただれ、進行すると穴があいたりする病気です。ふつう、胃炎では腹部の不快感、吐き気、食欲不振などの症状が現れますが、腹痛(特に上腹部の痛み)、出血(嘔吐、下血)などの症状があると、胃潰瘍の可能性があります。
治療としては、薬による治療や精神的安静のほか、食物と特に関係の深い胃だけに、食事療法が大切です。
食事はある程度制限しながら自由に…
昔は「胃を休ませる」という意味で、食物を制限する食事療法が一般的でした。しかし、その後、カロリーがありビタミン、たんぱく質などを多く含む食事は逆に出血を止め、胃潰瘍を早期に治すのに役立つことがわかってきました。
そこで今は、多量の出血がある場合以外は、ある程度の制限のもとに自由食に近いものを食べる、というのが食事療法の主流になっています。
出血がないときの食事療法は…
- 規則正しく……食事時間を規則正しくしていると、胃はそのリズムに適応して、食事時間に胃液が適度に出てくるため、消化吸収がよくなります。
- 楽しくゆっくりと……胃は感情によって大きく変化します。悲しみや心配事があると胃液の分泌や胃の運動が低下し、うれしいときやリラックスしているときには胃液の分泌が盛んになり、胃の運動も活発になります。
- 栄養のバランスを考えて……バランスのとれた食事は全身の状態をよくし、胃炎、胃潰瘍の治りを早めます。牛乳、卵、豆腐などの良質のたんぱく質を特にとりましょう。
- 腹八分目に……一度にたくさん食べるのはよくありません。そのかわり一度の量を少なくして1日4〜5回に分け、よく噛んで食べると胃に負担がかかりません。できれば食間に牛乳を飲むようにするとよいでしょう。
- 刺激物を避けよう……コーヒー、紅茶などの刺激物、コーラなどの炭酸飲料は必要以上に胃液を分泌させるもとになりますから控えましょう。脂っこい、辛すぎる、酸味が強い、熱すぎたり冷たすぎる、などの食物(果物も)はすべて胃にとって負担になりますから、できるだけ避けましょう。
出血があるときの食事療法は…
吐血や下血が大量にあったときは絶食しますが、出血が止まったら牛乳を中心にした流動食にします。その後、様子を見ながら徐々に軟らかめの食事に変えていき、食欲が出てきたら高カロリー、高たんぱく食に切り換えます。
●避けたい主な食品、食べてよい主な食品
※タバコもよくありませんが、食後の一服まで中止する必要はありません。同様にアルコールも、胃潰瘍ができている間は中止しますが、治れば適度の飲酒はストレスの解消にもなります。
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